
花束作りに悪戦苦闘中
- Reiko Yamazaki
- 6月18日
- 読了時間: 3分
昨日のフラワー装飾の授業は、正直言って散々でした。教室に入った瞬間から嫌な予感がしていましたが、案の定、花束作りで失敗してしまいました。試験まであと1ヶ月半というこのタイミングでスランプに陥ってしまい、焦ります。
試験で挑戦するのは、全部で4つの課題があります。リボン、花束、アレンジ、そしてブートニア。この中で最初に苦戦していたのは、実はブートニアでした。小さな作品なのに、ワイヤリングも形も上手くできず、時間内に完成させることすらできずに、毎回授業が終わるたびに落ち込んでいました。でも、家に帰宅してから必死に練習を重ねました。
何度も何度も作り直して、手が覚えるまで繰り返しました。その甲斐あって、今では時間内にきちんと仕上げられるようになりました。
あの時の達成感は忘れられません。
ところが今度は、花束が私を悩ませています。スクールで何度も何度も練習を重ねているのに、一向に上手くいかないんです。特に表面をなだらかに美しく仕上げることができません。毎回挑戦し、家では復習しても、思うような仕上がりにならず、正直心が折れそうになります。
先生が授業中におっしゃったのですが、良い花束は軽いそうです。
「重たい花束は結束がしっかり固く、細くできていない証拠」と言われたとき、私の作った花束を見てはっとしました。確かに太くて重たくて、持っているだけで疲れてしまうような仕上がりでした。
先生は続けて、美しい花束を作るための大切なポイントを教えてくださいました。
まず、花一つ一つが適切な位置に収まって、全体で美しいラウンドシェイプを作ることの重要性を話されました。
「花自体が収まる場所に収まって、美しいラウンドを作れるかどうか、それが大切」
という言葉が印象的でした。そして最も重要なのは、フォーカルポイントを中心に配置することだと強調されました。そのため、常に中心にズレがないか確認しなくてはなりません。
「中心の花は一番大きくて形の良いものを選んで、必ず真ん中に配置すること。」
このメインの花が点数を持っていて、最重要だと教えてくださいました。
今日の授業を振り返りながら、ブートニアで経験した成長を思い出しています。
あの時も最初は全くできなくて、でも諦めずに練習を続けた結果、必ず上達できました。
花束も同じはず。
先生に教わった結束の大切さ、美しいラウンドの作り方、そして何より中心に配置するフォーカルポイントの重要性を心に刻んで、練習を始めようと思います。
試験まであと1ヶ月半。
スランプは辛いけれど、きっと乗り越えられる。ブートニアで味わった達成感をもう一度、今度は花束で感じられるように。
